日常雑記

コロナの影響で一時期手術がなくなり、暇な時ができた。
暇な時間ができると普段話さない人達とも少しは話すようになる。

話の解る人だと思っている年上他科の先生と色々な話しているうちに相場の話になった。

ミーちゃんハーちゃん投資家のやり方で、噂話を信じてニュースに飛びついて高値である程度の額を投じてしまって含み損をかかえているみたいだった。

自分の成績や家計運用を任されている事など少し話をしてみると興味が涌いてきたのか質問もあった
それに対する私の回答
「どんなニュースがあろうとも雑音としか思わず固定銘柄の値動きを一日一回確認している」

「常に上がるか下がるかは1/2で、自分でコントロールできるのはいつ売買するかということと、その時にいくらの資金で売買するかということ」

「月単位での値動きをみながら少しずつ売買するほうが効率が良いし儲けやすい」

「正答率が1/2であれば自分は少しずつしか賭けない」

「先生の買い方は一発必中、儲けようとするやり方だが、私のは損しない様にするやり方。
どちらも同じようで考え方が違います。考え方を換えないと私のやり方を良いと思わないと思います」

そう話している時に相手方から
「それなら、含み損が抱えた今の状況でどうしたらよいでしょう?」
ありがちな質問がきた、私は他人に意見するほど大儲けしているわけでもなければ、相場師でもない。どう伝えれば良いかわからないが、答えた

損切りする、一番これが良い。資金が守られるし、その後の売買するのであれば時間効率も良いのでは?」
やはり受け入れられないようで、損切り以外で何かできないかと相談があった

「そうであれば投資した分は全部損したと思って(場帳、折れ線グラフ、月足を用意して)買っている枚数の1/3を上限に少しずつ逆張りでツナギ売りしてみたらどうですか?ツナギ売りをいれて下がれば買い戻しして損のコストダウンもできる、もちろん買玉が最初の買値よりあがれば一括で利益確定しても良いし、、、、幸いそうなれば空売りの練習もできて損も少なくなりますから良い練習になるのではないでしょうか?一度に1/3を売買するのではなく、ゆっくり分けて売りあがらないとだめです、、スピードは二の次ですよ、、」

()内については本腰いれてやりそうになったらちゃんと伝えないとなと思ったが、今いっても受け入れられないだろうと思い言わなかった。

彼は今後どうなるだろうか。

人に教えるのは難しい。これが一番自分に合っていると思う方法を伝えたが、相手の考え方が大きく自分と異なっていると、相手の認識を変えないと、売買のやり方一つ一つが伝わらない。

自分の考え方が相手の芯まで届いてないと相手は私の言っていることも理解できないだろうし、その通りやろうとも思わないだろうと思う、なかなか相場のやり方を他人に正確に伝えるのは難しいのだなと再確認した。